Introduce   Kouzi Nakahira          
           中平 浩二                          


 徳島県出身。高校は、あの池田高校、とはいっても野球部ではない。故蔦監督の授業は受け、同級生には水野(元巨人)がおり、この当時の驚異の池田「やまびこ打線」をリアルタイムで見てきた。
 野球へのあこがれと造詣は自然強くなった。自分の子どもが野球をするようになりその熱はやがて本物となり、野球にのめり込んで行くことになる、よくある、あるあるのお父さんコーチの一人であった。

 ただし、他のよくあるお父さんコーチと違うところは、野球のトレーニングに関する知識を本や独学だけではなく、真剣に講習を受けて全日本軟式野球連盟公認コーチの資格を取得。
 彼の興味と真剣さはそれだけにとどまらなかった。本格的にトレーニング論を学ぶため、800時間を越える講習、実技講習を経て、ついには日本体育協会ジュニアスポーツ指導員の資格を取得に至った。

 日体教は、スポーツ界の権威であり、そこまで探究するに至ったが、性格は至って温厚。
 スポーツに関する勉強の成果は選手の成長を焦らずに、その時が来るまでじっくり見ること。
 そして、彼のまなざしは今の中学生をみているのではない、その選手の将来、もっと先を見据えて指導に当たっている。そういう考え方は堺ボーイズ設立趣旨に合致している。

 2014年度から1年監督として、自身が学んだトレーニング論に基づき、それを堺ボーイズなりにアレンジし、期間ごとの目標設定やトレーニング方法を計画している。
 彼の堺ボーイズでの仕事・ミッションは、@小学生を中学生へとA挨拶・礼儀・グランド作法の基本指導B中学硬式野球に慣れさすことCトレーニングを意識させることD3年卒団後の秋のチーム統合(2年1年)までに1年チームとしての形づくりを行うことである。